物件探し
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【前編】田舎暮らしの物件探しで確認すべきポイント

ひろまる
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こんにちは!那須に移住して1年目のひろまるです。移住を検討している方々のために、物件探しで確認すべきポイントを紹介します。

前編は生活利便性について。

移住の目的に照らし合わせてどこに比重を置くか。おそらく那須高原に移住を考える際に自然豊か、静かな環境、いつまでも眺めていられる眺望などを求める人が多いと思う。

もちろん、移住であってももろもろを理解した上で環境優先と考えるのであれば後悔することもないでしょう。

自然豊かな環境を求めすぎて利便性をないがしろにすると日常生活に不便を感じてそれがストレスになる可能性がある。別荘として利用するなら利便性は二の次で問題ないと思う。ただ、定住(移住)となると、利便性を二の次としてしまうと移住後に後悔する可能性が・・・

コンビニが近くにあるか

東京に住んでいるときは徒歩数分でいけるコンビニが数軒と、24時間営業の小さいスーパーがあった。ほとんど利用していなかったので、近くになくてもいいなと考えていた。

それでも24時間365日オープンしているコンビニがあることの安心感は半端ない。急に必要なものが出てきた時のお守り的な役割だけではなく、街灯が少ない那須高原の真っ暗闇の中、コンビニの灯りをみるだけでホッとしたりもする。大変ありがたい存在。

我が家ではコンビニの利用頻度は高くないが、次のような場面で利用することが多い。参考までに。

  • 早朝のお出掛けや遅い時間に帰ってきた時の食料購入
  • 荷物の発送(主にメルカリ、PayPayフリマ)
  • 現金引き出し(ATM利用)
  • 住民票や印鑑証明書の取得(マルチコピー機で)

スーパーが近くにあるか

物件探しの際に自宅からスーパーまでの距離は10km以内を目安に考えていた。

本当は品揃え、鮮度、価格までを条件にしたかったが、これらを入れると物件探しが極端に困難になる(というか、無理に近い)。

実際に住んでみて自宅から10km圏内にスーパーがあれば、それほど不便を感じない。10キロ離れていると遠いなと思うかもしれないが、田舎の10キロは車で15~20分。大物も車に載せてまとめ買いができるので、買い物の回数が減る。東京で徒歩や自転車で買い物に行くよりも断然、楽ちん。

近くにスーパーがあると利便性は向上するが、気に入った物件の近くにたまたまスーパーがあったらラッキー!というのが実情。

ご近所さんはコープやパルシステム等の食材宅配サービスを利用して、買い物に行く回数を減らしている。1つ1つの商品は割高なものがあるかもしれないが、時間やガソリン代の節約と考えて、使い分けると良いと思う。

そうそう、道の駅や農家さんの直売所があったりするので、新鮮な野菜を安く手に入れることができる。スーパーとともにそういった場所もチェックしておこう。

ホームセンターが近くにあるか

東京ではホームセンターが近くにあることを物件探しの条件に入れる人はあまりいないと思う。

田舎に暮らすとDIYや家庭菜園をしない人でも、ホームセンターにお世話になる場面が多い。『大型ホームセンターに行くとワクワクするよね』と嬉しそうに話しているご近所さんがいた。思わず自分も深く頷いてしまった😂根拠はないけど、ホームセンターにワクワクするような感覚を持っている人は移住に失敗しないと思う。

東京(特に23区内)では馴染みが薄いけど「コメリ」というホームセンターは全国にお店がたくさんあって、那須でもよく見かける。

ちなみに日本全国にコメリは1,217店舗(2023年9月末)、ユニクロが807店舗(2023年5月末)。そんなに店舗必要?需要あるの?と思うかもしれないが、実際に那須に住むとコメリ(コメリ以外にホームセンターもあります)はなくてはならない存在。この店舗数がコメリの需要を物語っている。

那須に引越してきてしばらくは毎週のようにホームセンターに通っていた。なんでもインターネットで購入できる時代ではあるけれど、大物商品は配送料が高かったり、商品の価格自体が割高だったりする。

そもそも欲しいモノの名前が分からず、Google検索すらできなかったり、実物をみて買いたかったり、お店の人に相談して購入したかったり。さっきワクワクという表現を使ったが、自分が知らない便利な何かがあるんじゃないかと宝探しするような楽しさがある。

スーパーほど自宅からの距離を気にする必要はないけど、DIYや家庭菜園を考えている人はホームセンターの距離を意識することをオススメする。

病院が近くにあるか

風邪をひいて病院に行くのが5年~10年に1度のペースの自分。物件を探しているときは病院の診療科目や自宅からの距離をあまり気にしていなかった。

ところが那須に移住してきて体調を崩し、たまたま車で15分程の距離に評判の良い病院があり、そこで診てもらった。

そのときは家族に運転してもらい病院に行ったが、自分で運転しなければいけない場面があるかもしれない。ただ、自分で運転することが困難なときもあるだろう。

とはいえ、病院に徒歩やバスで行ける物件に住もうとすると市街地になってしまう。病院のことをメインに考えると物件探しが困難になる。気に入った物件やエリアが見つかったら、不動産屋さんに病院事情を聞いてみよう。

郵便ポスト/郵便局が近くにあるか

これは移住前にはまったく気づかなかった盲点。東京ではあちこちにポストや郵便局があり、コンビニ(ローソン)内にポストが併設されているので、引越を考えるときに郵便ポスト/郵便局の位置を気にしたことがなかった。

那須に移住直後は住所変更手続きで書類郵送が多く、1通の書類を出すために車で郵便局まで何度も向かった。しかも、手続きが落ち着いたころ、自転車(頑張れば徒歩)で行ける距離にポストを見つけ、すごくがっかりしたことを覚えている。

手続きが完了したあとは郵便ポスト/郵便局を利用する機会が極端に減ったのであまり気にする必要はないかもしれないが、引越前に郵便局/ポストの位置を確認しておくことをオススメする。

中編はこちらをご覧ください
【中編】田舎暮らしの物件探しで確認すべきポイント
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那須移住2年目
2022年秋に東京から那須(那須高原)に移住した『ひろまる』と『にゃこ』です。のんびり田舎暮らしがしたいという願望を持ちながら実行に移せず、毎日移住系YouTubeを観て癒やしを求める。移住者(軽井沢)の家にお邪魔したことをきっかけに、移住熱が高まり、物件探しから2ヶ月で那須に移住。田舎暮らしに移るきっかけや背景、目的(理由)、期待、不安。移住の良し悪し、移住後の生活、那須のいろいろをお伝えしながら、那須の良さを知ってもらい那須に移住する人が増えてくれることを願って・・・
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