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パナソニック、東芝、シャープのドラム式洗濯機のランニングコスト比較

ひろまる
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ドラム式洗濯機の年間ランニングコストをまとめたサイトが見つからなかったため、今回はランニングコストの観点から東芝(TW-127XP3)、パナソニック(NA-LX129CL)、シャープ(ES-X11B)を比較してみました。

比較したドラム式洗濯機

今回紹介する洗濯機は、東芝、パナソニック、シャープの最上位機種です。洗濯機は通常、5年から10年使用する家庭が多いと思います。実際に比較してみると、無視できないコスト差が見えてきました。

東芝
東芝 TW-127XP3L
相場(2024年12月時点)
232,000~266,000円
発売日
2023年9月
パナソニック
パナソニック NA-LX129CL/R
相場(2024年12月時点)
320,000~369,000円
発売日
2023年10月
シャープ
シャープ ES-X11B
相場(2024年12月時点)
199,000~280,000円
発売日
2023年9月

洗濯のみ場合のランニングコストを比較

1日1回、年間365回の洗濯を想定し、電力料金単価31円/kWh、水道料金137円/㎥、下水道料金125円/㎥で概算しました。

また、洗濯機は最低でも5年、長い方では10年以上使用することが多いと思います。ここでは、目安として8年間使用した場合を比較しました。

1日に2回以上洗濯するご家庭もあるかと思います。逆に毎日洗濯しない方もいると思いますので、あくまで1つの参考としてご覧ください。

洗濯のみ(乾燥なし)の場合は、電気代よりも水道代(下水道代)のほうがコストがかかる、ということが新たな発見でした。

にゃこ
にゃこ

洗濯メインであればどのメーカーの洗濯機を選んでもランニングコストに大きな差はありません

項目東芝 TW-127XP3Lパナソニック NA-LX129CL/Rシャープ ES-X11B
消費電力量70Wh68Wh75Wh
使用水量80L83L75L
電気代/回2.2円2.1円2.3円
水道代/回21.0円21.7円19.7円
電気代/年間792円769円849円
水道代/年間7,650円7,937円7,172円
年間合計8,442円8,707円8,021円
8年間合計67,540円69,654円64,167円

洗濯~乾燥の場合のランニングコストを比較

次は、洗濯から乾燥までのコスト比較です。

計算の条件は先程と同じく、1日1回、年間365回の洗濯。電力料金単価は31円/kWh、水道料金は137円/㎥、下水道料金は125円/㎥です。

洗濯のみより、洗濯から乾燥までの方が使用水量が少ないことが分かります。これは、乾燥を含む場合、洗濯容量の上限が低いため、使用水量も少なくなるからです。

洗濯から乾燥まででは、メーカーごとに大きな差がつきました。8年間使用した場合、東芝(TW-127XP3)とシャープ(ES-X11B)では約75,000円の差があります。

にゃこ
にゃこ

洗濯回数が多い、乾燥をよく使うご家庭はランニングコストも意識して洗濯機選びをしたほうが良さそうです

項目東芝 TW-127XP3Lパナソニック NA-LX129CL/Rシャープ ES-X11B
消費電力量1,330Wh890Wh600Wh
使用水量61L55L49L
電気代/回41.2円27.6円18.6円
水道代/回16.0円14.4円12.8円
電気代/年間15,049円10,070円6,789円
水道代/年間5,833円5,260円4,686円
年間合計20,882円15,330円11,475円
8年間合計167,059円122,640円91,799円

洗濯機のランニングコスト節約方法

ランニングコストだけを見ると、東芝やパナソニックの洗濯機購入を躊躇してしまいそうです。

シャープのES-X11Bには搭載されていませんが、東芝とパナソニックには省エネモードがあります。標準コースでは時短を重視していますが、省エネモードでは洗濯から乾燥までの時間は長くかかりますが、電気代を抑える仕様になっています。

以下の表は、省エネコースを使用した場合のランニングコストです。問題は、洗濯から乾燥までにかかる時間です。東芝は標準コースの倍以上の時間がかかります。

にゃこ
にゃこ

東芝、パナソニックともに電気代が抑えられています。

項目東芝 TW-127XP3Lパナソニック NA-LX129CL/Rシャープ ES-X11B
洗濯乾燥時間205分 ※標準コースは96分165分 ※標準コースは98分155分 ※省エネコースなし
消費電力量730Wh620Wh600Wh
使用水量61L55L49L
電気代/回22.6円19.2円18.6円
水道代/回16.0円14.4円12.8円
電気代/年間8,260円7,015円6,789円
水道代/年間5,833円5,260円4,686円
年間合計14,093円12,275円11,475円
8年間合計112,747円98,200円91,799円

時間に余裕があるときは省エネモード、急いでいるときは電気代が多くかかっても標準コース、と使い分けることでランニングコストが抑えられます。

我が家はランニングコストメインでシャープ(ES-X11B)を購入しましたが、洗濯コースの使い分けを考慮して洗濯機選びをすると良いかもしれません。

まとめ

東芝、パナソニック、シャープのドラム式洗濯機をランニングコストの観点から比較した結果、各メーカーに特徴的な違いが見られました。

特に省エネモードの有無や使用するコースによって、電気代に大きな影響があることが分かりました。東芝やパナソニックの洗濯機は省エネモードを活用することでランニングコストを抑えられるものの、洗濯から乾燥時間が長くなる点がデメリットとして挙げられます。

最終的に、どの洗濯機を選ぶかは、使用頻度やランニングコストの重視度、そして洗濯時間の許容範囲に応じて選択することが大切です。購入前に、実際の使用シーンに合った選択をすることで、長期的なコスト削減にもつながるでしょう。

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ひろまる&にゃこ
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那須移住2年目
2022年秋に東京から那須(那須高原)に移住した『ひろまる』と『にゃこ』です。のんびり田舎暮らしがしたいという願望を持ちながら実行に移せず、毎日移住系YouTubeを観て癒やしを求める。移住者(軽井沢)の家にお邪魔したことをきっかけに、移住熱が高まり、物件探しから2ヶ月で那須に移住。田舎暮らしに移るきっかけや背景、目的(理由)、期待、不安。移住の良し悪し、移住後の生活、那須のいろいろをお伝えしながら、那須の良さを知ってもらい那須に移住する人が増えてくれることを願って・・・
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